2001.8
道 楽
愛用しているパソコンの調子が急におかしくなりました。使える書体が減っていき(WEB上では変化はなかったようですが),いろいろなところのボタンも数字に化けたりしてしまいました。
それも序々に悪くなるといった感じで原因はいまだにわかりません。とりあえずデータを保存することを先決としました。
しかしこのままでは下手すると初期化,いずれにしてもしばらく入院は否めません。
こうしてHPを作っていると,かなりの量のデータを所持していることに改めて気付かされました。
総てのデータをきちんと保存し,退院後のパソコンにきちんと戻すことができるか不安です。
そこで思い切って新しいパソコンを購入し,並行して使うことを考えました。パソコン市場は飽和状態で,今まで使っていたものよりずっとスペックの高いものがかなり安くなっています。
衝動買いに近いものですが,思い切って買ってしまいました。モニターは古いものをそのまま使えるので本体だけです。
このたび届いて新しいパソコンからアクセスできるようになりました。
更新もなんとかできるようになりました。皆さんにご心配をおかけしましたがようやくここまでこぎつけました。
私にとってパソコンは高度なおもちゃです。遊びのために散財するのもよしとしたいです。洋服やブランド物には興味のない私の道楽です。
もうしばらくデータの移行で忙しいですがどうぞよろしくお願いいたします。
(01.8.30)
ざんげ
ウツボカズラに小さな蟻がたくさん集まっていました。人間にはわからない虫が好むフェロモンでも出ているのでしょうか。
ツボの中を覗くとすでに蟻がぷかぷか浮いています。でも目の前で中に入っていくのを見たいものです。
蟻はツボの縁を歩いていますがなかなか落ちそうで落ちません。痺れを切らして思わずすくい上げて放り込んでしまいました。そうなったら蟻はもう外に出ることはできません。
なんと罪深い私でしょう。といいつつも全然反省していません。チャンスがあればまたやってしまいそうです。
(01.8.23)
ルコウソウ
知り合いの方から「朝鮮朝顔だ」といわれていただいた赤い花。真っ赤な小さな花は一日花で朝開いて夕方にはしおれてしまいます。
大切に育てて種を採って毎年楽しんでいます。
しかし朝鮮朝顔(以前登場したダツラの別名)という名前は違うようで探していたところ,花屋で苗を見つけました。
名前はルコウソウ,縷紅草とも留紅草とも書きます。ちゃんと広辞苑にも出ていました。他の図鑑では我が家のものは「ハゴロモルコウ」という種類だそうですが,「ルコウソウ」という名前が好きです。
アサガオのようにつる性でどんどん伸びます。ヒルガオ科でメキシコ原産だそうです。常夏の国らしい真紅の花という感じです。
(01.8.21)
夏の色
夏の花の代表といえばひまわりでしょうか。我が家にひまわりはないので写真はお見せできませんが,あの黄色い花を見ると暑い季節を感じます。
今回の写真館は黄色い花を集めてみました。他にもありますがどちらも私にとっては夏のイメージのある花です。暑い中,元気に咲いています。子供の頃から馴染みの深い花ですがよく見ると繊細な美しさに見とれてしまいます。
留守中,東京はあまりいい天気ではなかったようですが雨は降りませんでした。留守番には水遣りでお世話になりました。
ところが帰ってきた途端,ひどい雨が2日続けて降りました。私達を迎えてくれたのでしょうか。いずれにしても日差しが少ないのは困りものです。
(01.8.12)
かえるくん
昨晩,亭主がお客さんを連れてきました。全長10cmもないくらいのカエルです。多分トノサマガエルのようです。
猫にいじめられているところを助けたのだそうです。とりあえず外に出しっぱなしのカメの水槽に居候させました。だいぶ疲れているようでじっとしています。
今朝,水槽を見てみるとカエルはおとなしくカメと同居していました。10分程たってからまた見ると姿がありません。網を被せただけの蓋の隙間から逃げ出したのです。あわてて捜して水槽に戻しました。
カエルは生餌を食べて生きています。家で飼うのは難しいと思い,自然に帰すことにしました。とりあえず午前中は出かけるので,午後水辺に連れていくことにしました。
午後,家に戻ってみるとカエルは動いていませんでした。よく見ると喉のあたりを噛み付かれた跡があります。水槽の先住者のカメの仕業です。カメも肉食で獰猛なことを忘れていました。
かえるくん,こんなかたちで終わりにしてしまってごめんね。でも昨日,猫に最後のトドメをさされていたかもしれないし,朝逃げ出してもきちんと水辺に帰れたかもわかりません。これがきみの一生だったのでしょう。
一晩だけでも可愛い姿を眺められて楽しかったです。
(01.8.2)
クライミングリリー
グロリオサはエキゾチックな花姿が素敵です。最近は花屋で見かけることが多くなりました。近頃渡来した花かと思いきや,日本へは明治末期には導入されていたそうです。
葉の先に小さい蔓を出し,周りに絡み付いて上へ上へと伸びていきます。「クライミングリリー」という通称もうなずけます。
立てた支柱を越えてまだまだ伸び続け,蕾をつけています。じりじりと暑い空の下,艶やかな花を当分楽しめそうです。
(01.8.1)