2002.1

大 寒
 今日は大寒です。1年で一番寒い時期の言葉通り,冷え込んだ一日になりました。
 家の中では赤い花が咲いて少しは暖かそうに見えます。赤いシャコバサボテンのマリーは部屋の中を明るくしてくれます。
 「緑の鈴」とよばれるグリーンネックレスは球状の粒が連なるユニークな多肉植物です。この時期に愛らしい花を咲かせます。細かい花は芸術的な細工のように思えます。
 外ではフキノトウが元気に成長しています。
 立春まであともう一息です。
(やはり寒い 02.1.20.日曜)

寒 中
 寒の最中だというのに,今日の東京の最高気温は18.1度でした。コートもいらないほどの陽気でした。
 東京では梅の開花も記録されたそうです。我が家の隣の家の紅梅も蕾がふくらんできました。
 日当たりのいい場所の土を触ると暖かいです。ミミズも元気でいられるのがわかったような気がします。
 何の世話もしないのにいつもの場所からフキノトウが顔を出しました。
 気がつくと日没の時間も遅くなってきました。
 少しずつ春はやってきているようです。
(小正月 02.1.15.火曜)

伯母ちゃんの薔薇
 冬の薔薇はゆっくりと咲きます。去年の暮れからふくらみ始めた蕾がようやく開きました。
 今回の表紙の薔薇は以前からある薔薇ですが,チャンスがなくていままでお目見えできませんでした。
 名前も知らないこの薔薇はいまは亡き伯母が入院中にお見舞いにいただいた花で,花が終わってから挿し木をして根付かせて育ててきました。
 ピンクの縁にクリーム色が綺麗な花です。敬意を込めて「伯母ちゃんの薔薇」と呼んでいます。
 我が家にはこのように買ったのではなく,いろいろなところを経由して手元に届いた植木がたくさんあります。また私から他の方々の手に渡った花もたくさんあります。
 そんな由来を一つ一つ思い出しながら,目の前の「伯母ちゃんの薔薇」から遠くにいってしまった人達を想います。
(穏やかな陽気 02.1.11.金曜)

新春に
 新年あけましておめでとうございます。今年もマイペースでやっていこうと思っています。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 季節感だけがとりえのこのHPです。お正月くらいはそれらしいものを載せようと家の周りをうろうろしました。
 ありました,松の木です。門松にも使われる常緑樹は和風でぴったりです。よく見ると新芽が出ており,松かさの赤ちゃんも見えます。
 身近でいつも見ている木なのに,芽の状態など確認したこともありませんでした。春には花も咲くそうです。何気ない木を眺める楽しみが増えました。
(今年もよろしく 02.1.1.火曜)