2か月目(2001.3.21〜4.19)
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4月19日(木) 雨のち晴れ
雨上がり,そっと覗いてみる。
いるいる,蓋の内側にうじゃうじゃと。
雨が降ると上にあがってくるのは知っているがやはり気持ちのいいものではない。
このまま外には出ないでね,と声をかけて蓋を閉じる。

4月18日(水) 晴れのちくもり夜雨
4月に入ってからカラカラ天気が続いていたがようやく雨が降り出した。
植物にとっては恵みの雨だ。
ミミズは相変わらず元気だ。
餌はというと減ってはいるようだがそれより気になることがある。
新聞紙のほうが減っているのではないだろうか。
新聞紙も食べる,とは書いてあったがこちらがメインのような気さえする。
最終目的は堆肥をつくることとはいえ,わざわざきざんで入れている餌も食べて欲しい。

4月15日(日) 晴れ
近所のマンションのベランダからこいのぼりがはためいていた。
もうそんな季節なのだ。
いつものように覗こうと思ったら蓋が少し開いていた。
昨日きちんと閉めなかったのだろうか。
何かのはずみでずれてしまったのだろうか。
確認してみるがミミズが逃げた様子はない。
とりあえずよかった。
しかし上に被せてある新聞紙が少し乾いている。
このごろは晴れが続いて乾燥している。
慌てて水をだばだばかける。

4月13(金) 晴れ
毎日いい天気が続く。
気がつくと染井吉野は葉桜になってしまった。
キャノワームを改めて見るとあらっと思うことがある。
そばにあるガスのメーターとの距離が離れてきたのだ。
キャノワームのところだけ地盤沈下したとは思えない。
とするとキャノワームの中身が圧縮されたということだろうか。
下のトレイにいたミミズが上にあがって下のかさが減ったのだろうか。
そういうことにしておこう。

4月11日(水) 晴れ
晴れの日が続く。
最高気温23.5度,今季最高だそうだ。
うっかり水遣りをさぼったら植木がくたっとしていた。
あわてて与えたら元気になった。
油断ならない。
ミミズのトレイを覗くとなんだか全体的に減ったような気がする。
新聞紙は本当に少なくなったようである。
堆肥に利用するのはまだ先だが活動が活発なことは明らかだ。

4月9日(月) 晴れ
朝からウグイスがにぎやかだった。
他の小鳥もピィピィさえずっている。
このところミミズに大きな変化はない。
毎日書くこともないのが現状だ。
しばらく日記ではなくなりそうだがご容赦いただきたい。

4月8日(日) 晴れ
はなまつり。
お釈迦さまの誕生日,おめでとう。
このごろ気温が高くなってきたのでついに蘭を外に出す。
部屋が広くなった感じですっきりした。
ミミズについてはたいした変化はないようだ。

4月7日(土) 晴れ
長男の入学式だった。
なんとか桜はもってくれて花吹雪の中の式だった。
餌をよく見ると芽が出ているところがある。
ジャガイモの芽もある。
あれにはソラニンが入っていて人間には毒である。
ミミズは大丈夫なのだろうか。
なにはともあれ取り除く。

4月6日(金) 晴れ
このごろ天気がいいので花の水やりもしなくてはならない。
そこで液肥を利用している。
逆にいうと液肥を使わないとミミズの上にかけている水が溜まりすぎて溢れてしまうのである。
最初にコックを捻るときは注意が必要である。
たいがい数匹のミミズが液肥と一緒に出てくるのだ。
ミミズは液肥より重いようで最初の一捻りで出てくる。
2度目にはもういない。
出てきたミミズは死んでいるかと思いきや元気である。
液肥のプールで泳いでいるのも一興かな,という調子である。
もちろん一番上の餌のトレイに戻してやる。

4月5日(木) 晴れ
このごろ定期的に餌をやっている。
餌はトレイの中で区切ってローテーションを組むように置いていくといいようだ。
ようやく一回りして戻ってみるとやはり餌は消えているようにも思える。
毎日見ているとわかりにくいがやはり進行しているものである。

4月4日(水) 晴れ
たいした変化はない。
ダーウィン先生によるとミミズは餌を食べる時に土も体内に入れる。
その土を細かく砕いて糞と一緒に排出する。
それが堆肥となるわけである。
このミミズが我がシマミミズかはわからないが似たようなものだろう。
19世紀も21世紀のミミズも同じような活動をしているのだろうか。

4月3日(火) 晴れのち雨
最高気温が22度を超え,また暖かくなった。
しかし夕方急に暗くなってきたかと思うと雨が降り出し,気温も下がったようである。
餌を追加する。
蓋を開けてかぶせてある新聞紙をよけるとミミズがさっと姿を隠す。
なんだか奥ゆかしくてかわいらしく思える。

4月2日(月) 晴れ
いつものように蓋を開けてみると上蓋の内側にミミズがたくさんいる。
2匹でからみあっているものもいる。
いったいこれは何なのだと思いつつできるだけ餌の上に落とす。
液肥のコックを開けると液肥と一緒にミミズも何匹か出てくる。
活発に動いているのはわかるのだが遊んでいないで餌を食べて欲しい。

4月1日(日) 晴れ
昨日は真冬に戻ったような天気で桜が満開になってから雪が降った。
25年ぶりのことだそうだ。
今日はうって変わっていい天気でお花見日和である。
昨日の寒さでミミズもおとなしかったようだ。
よく見ると上にかぶせている新聞紙もだいぶかじられているようだ。
新しい新聞紙を追加する。

3月30日(金) くもり
明け方まで降っていた雨が上がったのですのこを外した。
すると蓋の上にミミズが2匹のっかっている。
蓋はもちろん隙間はあるがスカスカな状態ではない。
空気穴として1mmくらいの穴はたくさん開いているがそこを抜けられるものだろうか。
何故そこにいるのかよくわからない。
もちろんいるべきところに戻してやる。
先日与えた餌のまわりには糞である黒い粒々がたくさんついている。
活動が盛んで嬉しい限りである。

3月29日(木) くもりのち雨
肌寒い氷雨になってしまった。
満開の桜も散ってしまいそうでもう少しがんばって欲しいものだ。
雨が降ったので雨よけのすのこをかぶせる。
するとミミズが新聞紙の上まであがってきて蓋のほうまで歩いている。
すのこのせいだろうか。
雨のせいだろうか。
よくわからないが元気なことは確かである。
餌を追加する。

3月28日(水) 晴れ
3日留守にしているうちに桜が満開になっていた。
庭の花もいろいろ咲きだしてあわててしまった。
ミミズはきちんと留守番をしていたようだ。
着実に堆肥ができている。
これからは定期的に餌(残菜)を与えられそうだ。

3月24日(土) 晴れ
明日から3日間留守にする。
ミミズは元気そうなので問題はないと思う。
昨日新しく与えた餌は気に入ったようだ。
いつもより多めに水をかけておく。

3月23日(金) くもり時々晴れ
ソメイヨシノの開花宣言が出た。
毎年早く咲く木はもう3分咲きくらいになっている。
キャノワームの中の写真を撮ってみた。
1か月前と比べてみて欲しい。
粒々がたくさんあることがわかるだろうか。
この粒こそが糞=堆肥なのである。
餌を食べ尽くして堆肥だらけになる日を夢見ている。
新しい餌を追加する。
前回は餌が大きすぎたようなのでフードプロセッサーで荒みじん切りにして与える。



この粒々が堆肥である

3月22日(木) くもり時々晴れ
長男の小学校の卒業式だった。
とりあえず6年間を無事修了できたことはめでたいことである。
ミミズには卒業はないようでまだまだ現役である。
そろそろ新しい餌(課程)を与えて学習に励んでもらおうと思う。

3月21日(水) 晴れ
最高気温22.8度。
5月中旬の陽気だそうだ。
カメも日光浴をして嬉しそうだ。
ミミズの餌は確かに減っている。
糞(堆肥)だけになっている部分もある。
ようやく本来の目的に近づいたようである。


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