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5月29日(木) 晴れ
ランチュウが1匹死んでいた。
昨日からあまり動きがないのがいるな,とは思っていた。
ひきあげてよく見るとところどころ赤い部分が見える。
もう少しすれば赤い金魚の姿が見られたのに。
残念だ。
このところ梅雨の走りのようなぐずついて涼しい天気が続いていた。
昨日・今日とすっきり晴れれば気温も上がる。
留守中締め切った部屋では辛かったのかもしれない。
以前真夏の暑い日に留守にしてメダカの赤ちゃんを全滅させた苦い経験がある。
とりあえず酸素の補給が必要かとエアーポンプを買ってきてセットした。
今までは小さいポンプでごまかしていたが,エアーの吐出口が2個あるものにして大きい金魚の水槽と併用することにした。
セットした途端びっくりするような大量のエアーが噴き出した。
大きい水槽はなんでもないが,小さい水槽は沸騰したやかんの中身のような状態でランチュウは驚いて身動きもできないような状態になってしまった。
どうしよう,と考えてたまたまポンプのエアーを分岐させるノズルがあったことを思い出し,そこでエアーの量を調整して事無きを得た。
残った5匹のランチュウは元気に育って欲しいと願うばかりだ。
5月27日(火) くもり時々雨
カエルくん騒ぎでもう新人は飼わないと思っていたのだがつい衝動買いしてしまった。
金魚のランチュウの赤ちゃんを6匹。
まだ体長2cmもない。
体の色は灰色だ。
これからどんな色になるのだろう。
楽しみだ。
お店で買おうと選んでいたら,親子連れに「何しているの?」と聞かれた。「この金魚を買うんだよ,これから赤くなるんだよ」と言うと,まだ若そうな母親が「金魚の赤ちゃんって赤くないんだ」とつぶやいた。
考えてみればこの春に産まれた金魚の稚魚を売っていること自体珍しいかもしれない。
大きくさせる楽しみを得て,また水槽を眺める楽しみが増えた。
親馬鹿かもしれないが日曜に買って今日まで2日で少し大きくなったような気がする。
餌は大きい金魚に与えているフレーク状のものを揉んで小さくして与えている。
今は小さい水槽で大丈夫だがもう少し大きくなったらエアーも入れないと駄目だろうか。
なんだかんだと散財ばかりだ。
5月15日(木) 雨
気温が上がってくるとカメも活発になってくる。
餌をよく食べる。
いつも同じメーカーのカメの餌を与えるだけだがあっという間に食べてしまう。
慣れている‘カ’は文字通り物欲しそうに首をあげてこちらを見ている。
また餌を放り込むとぱくっと食べる。
思えばやることはそれだけだ。
生きるために食べ,食べることによって生きていく。
こちらはいつまでも生きていて欲しいと餌を与え続けている。
5月10日(土) 晴れ
赤ちゃんメダカの水槽を覗くと無事たくさん孵化していた。
これらが成魚になれるのは数えるほどしかいない。
そのために数え切れないほどの卵を産むのだが。
外の水槽ではまたたくさんの卵。
しゃがみこんで一生懸命卵を探す。
傍から見るとどうみても変な姿だ。
5月5日(月) 晴れ
好天続きの黄金週間だった。
カエルくん亡きあと家の中の水槽を眺める楽しみはエビだ。
1匹だけの生き残り。
なんとか無事越冬した。
身体が透明で水草がたくさん入っている水槽でエビを探すのは一苦労だ。
時々見当たらなくてやきもきするがまたひょっこり姿を見せてくれる。
今朝も水槽を覗くとあれれ,エビの身体が・・・
よく見ると抜け殻だった。
つまり脱皮したのだ。
殻のそばで元気に動き回っているエビ。
一回り大きくなったようには見えないが何はともあれよかったよかった。
外の水槽ではメダカの卵がたくさん産まれている。
まだ孵化はしていないが。
こちらも楽しみである。
みかんの木にはアゲハの卵。
自然の営みは素晴らしい。
4月26日(土) 晴れ
最高気温27.9度。
初夏の陽気だ。
昨日までのぐずついた天気で湿気があるのが残念だ。
暖かくなると生きものは皆活動的になる。
カメは“メ”の死後,他の2匹に影響があるかと懸念したが問題はなく元気なようだ。
陽気に誘われたのかカメコは水槽の中で元気に動き回っている。
壁に沿って立ち上がる姿は見ていて微笑ましくなってしまう。
水替えのついでに外で散歩させる。
メダカの水槽にホテイアオイを放り込んでおいたら,たくさん卵がついていた。
オス・メスのことなど何も考えずに育てているのにちゃんと子孫を残すべく働いているのに驚くばかり。
早速別の小さい水槽を用意して卵を移す。
この水槽は家の中で管理する。
ここから無事成魚になるのはどのくらいだろう。
またメダカの年中行事が始まった。
4月13日(日) 晴れ
カエルくんに続いてカメの“メ”が死んだ。
昨日あたりから目は開いているがじっとしているな,とは思っていた。
それが動かなくなっていた。
原因はわからない。
無事冬越しできてやれやれと思っていた矢先のことだ。
先日派手な雨が降って水槽の水が増えたことも遠因かも知れない。
2匹一緒に飼いはじめて一回り大きかった元気な“メ”。
散歩させるとどこまでも歩いていき,行方不明になりかけた“メ”。
でも“カ”に尻尾を齧られている間抜けな“メ”。
今は冥福を祈るばかりだ。
最後に甲羅の大きさを測ってみた。
“メ”約8cm。
“カ”約7.5cm。
“カメコ”約6cm。
今,カメは2匹となった。
広い水槽に1匹ずつ暮らしている。
とはいえ2匹を一緒に飼うことは無理だろう。
残った2匹が長生きしてくれることを願う。
特に“カメコ”は次男が20歳になるときまでの預かりものだから。
4月11日(金) くもり夜雨
朝,餌をやろうと水槽を覗くとカエルくんが2匹ともどざえもんのように浮いていた。
昨日は元気そうだったので,ヒーターも買わずに様子見としてしまった。
やはり寒かったのだろうか。
去年もちょうど今頃から飼いはじめた。
思えば去年は早くから暖かだった。
何か手を打てたのでは,と後悔ばかりが残る。
結局全滅してしまった。
もう飼わないことにしよう。
無理に環境に合わせるのはどちらにとってもよくないことだ。
1週間だけだったがあのユニークな姿を見られてとても楽しかった。
もし生まれ変わったら今度はきちんと管理してもらえるところで暮らせるといいね。
4月9日(水) 晴れ夜雨
水草が大量に入っている水槽ではカエルくんの点呼をとるのも大変だ。
なかなかどこにいるのかわからない。
おや,今日は水底に沈んでいるぞ。
また死んだふりみたい・・・ タニシが側にきてつついている。
死んだふりではなかった。
もう息をしていなかった。
もう1匹も水底に沈んでいるのを発見。
結局生き残りは2匹となった。
その2匹はいちおう元気なようだ。
日中はだいぶ暖かくなり,夜も暖房はいらなくなったがまだ無加温ではつらかったのだろうか。
元から弱い体質だったと思いたい。
気が付けばタニシはかなり増えている。
カエルくんの死骸もそのままにしておけばタニシが処理してしまったかもしれない。
もちろんそれではしのびないので庭の隅に埋めた。
弱肉強食だなあ,と実感するばかり。
4月6日(日) 晴れ
カエルくんは4匹とも元気だ。
去年のカエルくんがよくやっていた水槽に張り付くことももうすでにやっている。
いったい何を考えているのやら・・・という感じだ。
たまにはエビの姿も撮ろうとカメラを向けるとうまい具合にカエルくんもいた。
手前の黒っぽいのがカエルくんだがわかるだろうか。
透明なエビの姿がうまく撮れたと自負している。
たくさんの水草が共存している水槽でメダカやタニシと共にうまく暮らして欲しいと願うばかりだ。

たまたま立ち寄った店で水槽用のヒーターを眺める。
やはり冬場には準備しなくては,と決意する。
4月4日(金) 晴れのちくもり
メダカを買いに出かけた。
外で飼っているメダカは知らないうちに数が減っていて仲間を増やすことにしたのである。
店に行くと,またコンゴツメガエルがいた。
以前からまた入荷するという話は聞いていて,どうしようかと悩んでいた。
お店で現物を見たらもうだめだ。買うしかない。
4匹しかいなかったので,どれにするか全部取り出して見せてくれた。
初めは3匹貰うつもりだったが,1匹だけ戻す気にはなれず全部買ってしまった。
お店の水槽は加温しているらしい。
去年死んでしまったのも寒さのせいかも,という声もある。
今度の冬はどうなるのだろう。
まあなるようになるしかない。
今は元気に育ってくれることを願うばかりだ。
我が家の水槽に落ち着いたカエルくんはたくさん入っている水草に紛れて呑気に泳ぎ回っている。
すっかり馴染んでいるようだ。
4月3日(木) 晴れ
カエルの卵があった公園の人工池を覗くと,水面が真っ黒になっていた。
オタマジャクシの誕生だ。
すごいものだ。
これらが全てカエルになったらそれはそれですごいことだ。
春休みの子どもたちが一生懸命捕まえている。
いつも思うことだがこの中の何匹がちゃんとしたカエルになれるのだろう。
不謹慎かもしれないが 「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」 という言葉を思い出していた。



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