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7月28日(月) くもり時々晴れ
まだ梅雨は明けない。
気温が低いのは過ごしやすいが日照が少ないのは困りものだ。
ランチュウの赤ちゃんがまた1匹死んでしまった。
昨日から様子がおかしく隔離していたが駄目だった。
明らかな原因もわからず1匹,2匹と少なくなっていくのを見るのは寂しい。
思えば飼っていた金魚が産卵して20匹以上孵化したが,1年後には数えるくらいしか残っていなかった。
淘汰というものなのだろうか。
現在残っている稚魚は3匹となってしまった。
なんとか夏と冬を乗り切って成魚になってほしいものだ。
別の水槽で飼っている大きな金魚は3匹いる。
すべて家で卵から孵った金魚だ。
馬鹿でかくなって可愛げもないがこんな金魚にも愛らしい時期があったのだと思い出してしまった。
7月19日(土) くもり
カメのカメオは現在食欲より行動力だ。
とにかく散歩したくて仕方ない。
水槽の壁に立ち上がって恨めしそうに外を眺めている。
こちらも暇をみつけては外に出して好きなように歩かせる。
すると喜んでどんどん歩き出す。
気の向くまま10cmくらいの段差なら平気でのぼってしまう。
今日も一匹でてくてく歩いていると猫の親子が気が付いた。
私は少し離れたところで見ていた。
猫の母親は初めて見た動物らしく興味津々,恐々とじっと見ている。
子猫もその陰でおっかなびっくり眺めている。
どうするのかな,と見ていたら猫は私に気づいてしまった。
野良猫は人間が苦手だ。
さっと逃げてしまった。
何事もなかったかのように黙々と歩き続けるカメオ。
目前にあった危険も知らずにお散歩中。
こちらは見失わないように確認するのに精一杯だ。
7月7日(月) 雨
七夕の日にランチュウが1匹星になってしまった。
昨日水を替えたときはなんでもなかったのに。
今朝餌を与えたときも5匹揃っていたはずなのに。
夕方見ると1匹死んでいた。
お店で選んだときは皆同じくらいの大きさのようだったがこのごろは個体差が出てきたな,と思っていた。
その中で一番小さいものが死んでいた。
理由はわからない。
皮膚病ではなさそうだ。
今は他のものに影響がないことを願うばかりだ。
それにしても大きな変化はない。
色が変わってくるのはいつごろなのだろうか。
6月28日(土) 雨のちくもり
近所の花屋でなぜかランチュウの赤ちゃんを売っている。
ちょうど我が家で飼いはじめた頃に置き始めたので売れているのか,元気かしらと通る度に気にして覗いていた。
あまり売れてはいないようだ。
1匹200円。
我が家のより成長は遅いようだ。
今日,また眺めると急に大きくなっている。
ちょっと来ないうちにそんなに大きくなったかと焦ってしまった。
思わず店員さんに確認してしまった。
すると同じ兄弟なのにプロが育てたために大きくなったのだそうだ。
我が家のはすでに銀色の身体なのにここのはまだ黒っぽいものもいる。
なのにもう5cmくらいの大きさになっていた。
値段も10倍の2000円だ。
果たしてこんな(失礼)花屋でランチュウを買う人がいるのだろうか。
単にお店の趣味のようにも思える。
我が家のランチュウはまだ2cmくらいである。
元気に餌をガツガツ食べているが大きな変化はない。
色も銀色のままだ。
我が家のランチュウが2000円の価値になるのはいつごろだろうか。
写真は外のバケツに追いやられたメダカ。
2匹仲良く並んでいるのが楽しい。
小さいほうが去年卵から孵したメダカだ。
6月23日(月) くもりのち雨
ランチュウとエビの同居生活はうまくいっているようだ。
育ち盛りのランチュウは朝,餌をやると集まってきてガツガツ食べる。
エビまでそれに乗じて水面近くまで上がって金魚の餌を食べている。
メダカと同居していたときはそのようなことはなかった。
金魚の餌のほうが美味しいのだろうか。
ちなみに与えている餌はテトラ社のテトラフィンというもの。
フレーク状のものだ。
カメの餌もテトラ社のテトラレプトミンだけだ。
どちらもとても安いとは言いかねるが喜んで食べるような気がする。
こんなものだけはブランド志向な私である。
6月19日(木) 晴れ
床に何かいる気配がする。
バッタのような動き方だ。
何だろう。
なんとエビだ。
水槽のエビが飛び出して2m以上も離れたところで動き回っている。
慌てて捕まえて水槽に戻してやる。
早く気がついてよかった。
気がつかなければそのまま干しエビになるところだった。
水槽には植物がいろいろ入っているので蓋をしなかった。
やはり蓋をしないと駄目か。
とりあえず間に合わせのもので蓋をする。
エビは何事もなかったかのように暢気に水底を歩いている。
6月15日(日) くもり
一晩考えて(悩んでいたわけではないが)メダカを外に出して水槽を減らすことにした。
メダカは別名ムジナモ育成場となっている水槽に入れてやる。
すでに先輩がたくさん生息しているが仲良くやって欲しい。
外で暮らしていくにはいろいろな障害があるが自然のなせるままに生きていくしかない。
たくましくなって欲しいと子どもを谷底に落とす親ライオンの心境だ(大げさな)。
手塩にかけて(その割には世話もしていないが)卵から育てあげたメダカだ。
元気でね,と放流する。
そういうわけでメダカが入っていた水槽はエビを除き空になった。
これからランチュウとエビの同居生活が始まる。
エビは成魚の金魚では大きさなどで負けてしまうときいた。
だがこのくらいなら大丈夫だと信じよう。
今までランチュウが入っていた水槽とメダカの水槽では大きさにかなり差がある。
金魚は水槽の大きさで身体の大きさも変わるらしい。
急に大きな水槽にするのはよくないだろう。
物置から一回り小さな水槽を取り出し(そんなものがすぐ出てくるところがさすがだ),準備する。
まずエビを先に入れる。
エビを先住者として認識させたいという配慮からだ(そんな気配りが効くかわからないが)。
そのあとランチュウも仲間入り。
いちおう問題なく同居生活が始まった。
タニシもいっぱい入っている。
水槽の写真を撮ってみたが動き回るランチュウを入れた全体写真は難しい。
雰囲気だけ感じて欲しい。
ムジナモやタヌキモも入っている私らしい水槽だ。
6月14日(土) 晴れのち雨
今年初の真夏日を記録した。
晴れている時間は外にいると日差しがくらくらしてきそうだったがくもってきたかと思うと雨が降り出し,土砂降りとなった。
梅雨時の天気は変わりやすいので気をつけなくては。
ランチュウの口紅はあっという間に消えてしまった。
いまは金魚ならぬ銀魚だ。
ちょうどフナの色といったところ。
さすがフナの仲間だ。
これからどんな色になるか楽しみだ。
ランチュウばかり面倒をみていると元からいる馬鹿でかい金魚が拗ねそうなので久しぶりに(!)水を替える。
さすがに綺麗な水の中にいる金魚は綺麗だ。
水草(アナカリス)を入れても食べられて丸坊主になってしまうのだが増えて困っているので入れてやる。
ますます優雅な水槽の趣だ。
現在家の中には4個の水槽がある。
大きな金魚の大きな水槽。
ランチュウの丸くて可愛い水槽。
去年生まれたメダカとエビの入っている(カエルくんもここにいた)水槽。
メダカの赤ちゃんが入っている小さな水槽。
赤ちゃんメダカはそれなりにいる。
成魚になれるのはあまりいないかもしれないが。
エビの水槽は水草が増えて点呼をとるのも大変だった。
そこの水草を大きな金魚の水槽にかなり移したのでだいぶすっきりした。
ようやく点呼がとれる。
えーと,1,2・・・
あれれ,2匹しかいないのかしら?
これではランチュウと場所を交換したほうがいいくらいだ。
今後の課題としておこう。
6月11日(水) くもりのち夜雨
今朝,餌を与えるためランチュウの水槽を覗いて笑ってしまった。
ランチュウの口元が赤くなっている。
まるで子どもがいたずらして口紅をつけたようだ。
毎日眺めていると気づきにくいがかなり全身が白っぽくなっている。
これから徐々に色づいていくのだろう。
どんな色になるのか楽しみだ。
6月8日(日) 晴れ
梅雨前の晴れの休日は貴重だ。
せっせと土いじりに精を出す。
5匹になったランチュウは皆元気だ。
まだ色はついていない。
大きくなったとは思うがよくわからない。
こちらもせっせと餌を食べている。
大きさの比較をするため水槽全体の写真を撮ることにする。
ひらひらと優雅な金魚鉢。
実は100円屋で買ったプラスチック製には見えないだろう。(ここでばらしては意味ないが)
6月7日(土) 晴れ
エビとメダカの水槽を見るとエビの抜け殻が沈んでいた。
今年2回目の脱皮だ。
あわててエビを探すが姿が見えない。
まあ死んではいないだろうと様子をみる。
一晩明けるとなんでもなかったかの風情でいつものようにうろうろしていた。
身体はとても綺麗で縞模様もはっきりしている。
多分飼い始めて1年は過ぎただろう。
いつまで生きるのだろうか。
できるだけ長生きしてほしいものだ。
6月3日(火) 晴れ
カメコに対して古くからいるカメの名前が'カ’では可哀想なので便宜上「カメオ」と呼ぶことにする。
メスだという説もあるが気にしない。
カメは2匹とも食欲旺盛。
とにかく食べる。
食べれば排泄も多い。
その度に水替えだ。
水を替えるためにカメを水槽から出す。
喜び勇んでどこかへ逃亡しようとするカメオ。
怖がってじっとしているカメコ。
各々の性格が表れて面白い。
そのくせ大量の糞をするのはカメコだったりして。



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