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9月27日(土) 晴れ
朝からセミが鳴いている。
だが日が陰るととたんに聞こえなくなる。
いつまで鳴き続けるのか気になるところだ。
メダカは原則として外で飼っている。
だが産卵した卵は別の水槽に移して家の中で飼っている。
今年もたくさんの卵を採取し,20匹以上孵化したはずだ。
だが気がつくと生き残ったのは1匹だけになっていた。
だいぶ大きくなり,しっかりしてきた。
測ってみると2cmになっていた。
このまま1匹だけ家のなかで育てるのも場所をとるばかりなので外に出すことにした。
ちょうど睡蓮を入れていたところが手狭になったので睡蓮だけバケツに移しておいた。
そこなら古参のメダカにいじめられることない。
広い場所に移ったメダカは一瞬戸惑ったようだが嬉しそうに広い場所で泳いでいる。
これから気温が低くなって冬越しは大変だがなんとか生き抜いて欲しい。
さて来年は何匹孵化させることができるだろうか。
9月26日(金) くもり
1週間ぶりの夏日となった。
気温の変化でもう来年まで会えないと思っていた虫がまた活動している。
セミだ。
朝のうちはか細い声で鳴いていたが,午後には賑やかに鳴いている。
近所の公園ではツクツクホウシ。
スーパーの横にある桜並木ではアブラゼミ。
今度こそ鳴き納めだろうか。
気がつけばもうじき10月。
明日は聞こえるだろうか。
夜になれば虫の声も一段と大きい。
やはり気温との関連があるようだ。
9月23日(火) 晴れのちくもり
午前中は「秋晴れ」という言葉がぴったりなお日柄だった。
日差しはあっても気温は低くセミの声はない。
午後,公園に沿った遊歩道を歩いていた人の声がした。
「蛇がいる!」
たまたま側にいた亭主が目撃した話によると,1〜1.5mくらいの青大将が公園から出てきて,通りの向かいの民家のほうへ横切っていったそうだ。
もし自分の家の庭にそんな大きな蛇がいたら腰を抜かしてしまいそうだ。
幸い我が家には来なかったようだが。
まだそんな大きな蛇が生息しているとは・・・
全くすごい場所に住んでいるものだ。
9月22日(月) くもりのち晴れ
台風15号が接近し,激しい雨風に見舞われた。
そのおかげで寒気が流れ込み,一気に涼しくなった。
最高気温が20度前後とは,真夏日を続けていた19日までとの較差に驚いている。
気がつけば19日まではうるさいほどに鳴いていたセミの声がしない。
さすがにこの気温では身動きもとれないだろう。
今年はここでセミともお別れだろうか。
またセミの声が聞こえたらここに報告したい。
夜になればスズムシなどの虫の声。
こちらも少々おとなしい。
こんなことをしているうちに冬はすぐそばに来ているのかもしれない。
9月15日(月) 晴れ夜雨
真夏日は続いている。
セミもうるさく鳴いている。
害虫ネタが続いたところで我が家の最大の害虫を載せないわけにはいかない。
なんとスズメバチの巣があるのだ。
出入りの少ないところにあったので,できあがるまで気づかなかった。
できてしまってからは手遅れだ。
幸いたいして邪魔な場所ではないので冬までそのままにしておこうということになった。
巣は直径20cmほどだろうか,小ぶりだがきちんとつぼ型になっていてなかなか見事だ。
以前は周りでハチが飛び回っていて,近づくこともままならなかった。
だがこのごろはハチの姿もみかけない。
そこで写真を撮ってみようと近づいた。
数枚撮っていると気配を察したのかハチが巣から顔を出した。
慌ててへっぴり腰で逃げ出す私。
黄色と黒のツートンカラーは今日18年ぶりにリーグ優勝した阪神タイガースだけで十分だ。
9月14日(日) 晴れ
6日連続真夏日だそうだ。
とにかく暑い。
9月半ばとは思えない陽気だ。
雑記帳で経過観察をしている謎の種を蒔いて育てている株にイモムシが大量発生し,丸坊主にされてしまった。
多分キチョウの幼虫だろう。
チョウの幼虫を殺すのは忍びないが,大切な株なので植物を優先する。
お花を大切にする「カダン」を散布する。
程なくしてもだえながら地面にポタリポタリと落ちていく。
その数12頭程。
もだえる姿は切ない。
もし人間だったら・・・と思うと恐ろしいものがある。
ベトナム戦争で枯葉剤を撒いた結末は・・・
レイチェル・カーソンの警鐘を思い出しながらもそうやって薬剤に頼ってしまう自分が悲しい。
9月13日(土) 晴れ
毎日晴れが続いている。
花の水遣りだけで一仕事だ。
このごろお見限りだったランチュウ。
3匹になってからは安定したのか元気に成長している。
大きさの変化はあまりないようにも見える。
しかし色は少しずつついているように思える。
ランチュウと同居しているエビも元気だ。
朝,餌を与えるとエビも一生懸命水面まで上がって餌を食べている。
メダカと同居していた時はそのようなことはしなかったのに。
金魚の餌はちょっとブランド志向でいいものを使っている。
エビにも違いがわかるのだろうか。
グルメなエビであった。

掲示板で毛虫などの観察日記をたくさん載せているHPを教えていただいた。
とても丁寧に作られたHPで感心してしまった。
我が家にもいるチャドクガの写真も撮ってみた。
かなり高い位置にあるので大きく撮れなかったのが残念だ。
晶子さんのお宅と我が家の違いは観察日記をつける前に駆除してしまうこと。
この写真を撮ったあとは殺虫剤の集中攻撃。
今年はチャドクガが大量発生しているらしい。
この虫に触れただけで七転八倒のかゆみに襲われる。
椿やサザンカの木にいることが多いのでご注意の程。
9月9日(火) 晴れ
今日は9月に入って5日目の真夏日だそうだ。
こう残暑が続くと参ってしまう。
だが秋風は吹いている。
蘭の遮光ネットを外す。
そばにあるデンドロビュームの鉢を見て驚いてしまった。
なんだか粉のようなものが吹いている。
よく見るとアリの巣になっている。
アリが鉢全体をすみかとしているようだ。
アリは全長が2〜3ミリの小さいアリだ。
それがびっしり鉢にとりついている。
とりあえず水道で周辺のアリを洗い流す。
慌てて大移動を始めるアリ。
白い卵のようなものを運ぶアリもいる。
なんとそれは幼虫だった。
3分割した身体がわかる。
心を鬼にしてまた水で流す。
それでも鉢の奥に潜んでいるのか絶えることなくアリはわさわさと動き回る。
植物用の殺虫剤をかけてみた。
どうだろう。よくわからない。
そこで家庭用のハエや蚊にかける殺虫剤をかけてみた。
しばらくするとかなりのアリが死んでいた。
なんとかここでほとんどを抹殺し,もう少し涼しくなったら植え替えることにしよう。
うろうろ歩き回るアリは大目に見ていたが油断は禁物だ。

アリ騒ぎでクチナシの木の側を何度も通った。
何気なくシャツの裾を触ると嫌な感触。
またオオスカシバの幼虫がくっついている。
申し訳ないが亡きものとしてしまった。
どうして私の服にくっつくのだろう。
「好かれているんじゃないの?」 とは亭主の談。
こんな虫に好かれたくないものだ。
クチナシの木の側にはミカンの木がある。
アゲハの幼虫がようやく緑色になって活動している。
大きくなれよ〜 となでてやるとツノを出してこたえてくれた。
アゲハの幼虫とオオスカシバの幼虫,たいした違いはないのだがこの扱いの違いは何なのだろう。
9月7日(日) くもり
日が差さないと涼しい。
やはり秋は確実に近づいている。
今年の夏に一番成長したのはカメのカメコだ。
気がつけば1匹だけになっていた。
他のカメがいたときはおとなしく奥ゆかしいお嬢様,という印象だったが一人天下となった今は我が物顔で動き回っている。
餌をもりもり食べてバタバタと動き回る。
水槽が小さいようだ。
ついこの春まで2匹のカメが暮らしていた水槽を独占しているというのに。
水槽の大きさに合わせて大きくなるのは金魚だけではないのかもしれない。
そういうわけで大きい水槽に引っ越しさせる。
広くなってもあいかわらずバタバタと動き回っている。
広くなったことがわかっているのだろうか。
9月6日(土) 晴れのちくもり
日差しがあるととても暑く,まだ夏のようだが日が陰るとしのぎやすい。
やはり秋は少しずつやってきているようだ。
ダイエーに行ったついでにメダカを10匹買う。
我が家にはそれなりに生息しているはずだが知らないうちに減っている。
現に死骸を見つけたこともある。
たまには新顔の投入もいいだろうと買った。
お店では愛想の悪い店員さんが無造作に水槽に網を突っ込んで適当にすくって10匹数えて袋に入れてくれた。
元気のいいメダカはすいすい泳ぎ回っている。
家に帰って水槽に入れたら1匹多い。
店員さんがきちんと数えなかったようだ。
ちょっと嬉しい。
そんな姿を眺めている端から外にダイブしたメダカがいる。
水草が多すぎて思うように泳げないようだ。
それは大変,とバケツにホテイアオイの一部を移した。
少しは泳ぎやすくなったかしら。
もう逃亡はしないでね。
9月5日(金) 晴れ
湿度が30%台まで下がり,気温が高くても爽やかだ。
朝,バタバタと家事をしながらふと肩を見ると何故かオオスカシバの幼虫がとまっていた。
どうして? と思いながら思わず手にしていたゴミの袋に入れてしまった。
オオスカシバの幼虫といえばクチナシの木が好きで丸坊主にしてしまう困った虫だ。
クチナシにとまっていると即駆除してしまう。
だが今日はクチナシの木のそばに行かなかったのに・・・ どこから来たのだろう。
朝のオオスカシバとはお別れしたはずなのに夕方食卓の椅子の背もたれを持とうとしたら変な感触があった。
何? と思ったらなんとまたオオスカシバの幼虫がいた。
部屋の中にいたのだ。
これまたどこから来たのだろう?
まったくわからない。
記念に写真を撮ってしまった。
あまり好きな虫ではないので真剣に見たことはなかった。
ずっと頭の先についていて角だと思っていたちょんととがったものはお尻の側,つまり尾の方だった。
しっかり眺めてまた殺生をするといいことがないかもしれない,と今度はそっと外に出してやった。
8月28日(木) くもり時々晴れ
火星が大接近している。
昨晩が一番近かったようだがくもっていて見えなかった。
今日はどうだろう,と日暮れ時に空を見上げた。
今日もくもり。
星は見えない。
その代わりヒラヒラと飛び回っているものは・・・
コウモリだ。
飛んでいるのはそんなに珍しいことではないようだが,夕飯時はゆっくり空を見上げることもない。
久しぶりにコウモリを見て単純に嬉しくなった。
8月22日(金) 晴れ
ようやく晴れモードになった。
そうなるといわゆる残暑である。
それはそれで嬉しくない。
外出して地下鉄に乗ろうと自分の胸元をちらっと見た。
なぜかそこにはコガネムシがしがみついていた。
どこからくっついてきたのだろう。
都会のど真ん中にいたコガネムシ。
生きたブローチをつけたまま地下鉄に乗った。
乗り換えてもそのまま,とうとう家までついてきてしまった。
着替えているうちにさすがに服から離れてしまったが。
長旅をしたコガネムシ,我が家の周囲の環境は気に入っていただけただろうか。
8月15日(金) 雨
最高気温が20度ちょっとと肌寒いお盆だ。
雨も激しい。
そんな中,蝉はやけくそのように鳴いている。
ランチュウは色が変わってきたように見える。
とはいっても下の写真と比べるとあまり違いはないようにも見えるが。
写真の奥で正面を向いているものは頭の上が黒い。
手前のものは赤っぽい。
徐々に個性がでてきたようで面白い。
8月5日(火) 晴れのち雨
カメオが脱走してしまった。
夏休みに入り,カメの世話は子どもに任せていた。
身体の大きいカメオは水槽の壁に前足を置いて背伸びをするように外をうかがってばかりいた。
水槽の中には日陰を作ったり隠れ場所にする人工の足場を置いていた。
普段私が世話をしているときは中央に置いていたが,よくわかっていない息子は水槽の壁に寄せるように置いた。
15〜20cmの高さも平気で越えてしまうカメオにとっては絶好の踏み台となってしまった。
気が付いたときには水槽は空になっていた。
慌てて探したがどこへ行ったかわかる術もない。
折りしも夕方からは激しい夕立。
流されて遠くへ行ってしまったか。
排水溝に入ってしまったか。
もしくはまだ家の周囲で雨を凌いでいるのだろうか。
どこからかひょっこり姿を現すことを願うが見つかる可能性はかなり低い。
3年以上育ててきただけにとても残念だ。
記念に在りし日のカメオの写真を。
この足場を利用してしまった。(6月30日撮影)
8月4日(月) 晴れ
2日に梅雨が明けると一気に夏らしく暑くなった。
ランチュウの水槽の水温も30度。
暑いと感じているのか知りたいところだ。
3匹になってしまったランチュウだが,大きさにあまり変化はない。
だが頭の上の部分の色が変わったものがいる。
ぽつんと黒っぽくなっている。
これから色が変わっていくのだろうか。
楽しみである。




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